10月18日に報じた地元紙「奈良新聞」によれば、この40代職員(環境清美部所属)、この5年9カ月間で就業したのはたったの8日間であるにも拘わらず、市は最初の5年間については満額、残りの9カ月間も8割の給与を払っているという。
この職員は昨年12月23日を最後に、この間、4回に渡り異なる病名の診断書を市に提出、病欠扱いの結果で、今年に入っては1日も出勤していない。だが、市は「問題ない」と答えているという。
しかも、5年9カ月以上前の書類は、保管期間を過ぎて処分されたため確認できないだけのことで、この職員は、それ以前も同様の理由でほとんど出勤せず、給与をもらっていた可能性もある。
だが、同じく報道したTV局「MBS」(大阪のTBS系列。写真はその番組より)によれば、この職員、少なくとも確認した期間は元気に、他の市の課に出勤していたという。