大相撲興行の施設「両国国技館」(東京都墨田区。冒頭写真)の改修工事受注を巡って、ここに来ていろんな情報が飛びかっている。
現在の国技館はもうすぐ築30年(総工費約150億円)ということで大規模な改修工事の話が持ち上がり、一時は建設した「鹿島」(1812。東証1部)がやるとの見方が有力だった。
しかし、日本相撲協会は最終的に11年12月、入札の結果、「大林組」(1802。東証1部)になったと発表。その時点では翌12年から7年かけてやり、12年には約48億円の改修基金から10億円を切り崩すとしていた。
ところが、一連の問題で失脚した北の湖が12年2月、理事長に返り咲くと大林組の決定は破棄に。