12月26日の安倍晋三首相に続き、主要閣僚である新藤義孝総務相も1月1日、靖国神社を参拝したのは大手マスコミ既報の通り(冒頭写真=「毎日」1月3日記事)。
新藤氏は太平洋戦争時、硫黄島で指揮を執り戦死した栗林忠道中将の孫で、12年12月の第2次安倍政権発足と共に就任し、以来、昨年元旦、敗戦記念日(8月15日)など折りに触れ参拝していた。
そして、本紙では昨年8月15日の参拝を受け、<主張>を載せている。いまもそれとまったく同じ見解なので、関心のある方はそちらをご覧いただきたい。その際のタイトルは「栗林中将は何を思う」だったが、一層中韓との関係が冷え切っているなかの再度の参拝となると、もはや「栗林中将は泣いている」だ。