アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

本紙予告通り出た、相撲協会1億円パチンコ利権『週刊ポスト』記事

 本紙はこの間、日本相撲協会の“暗部”を追及しているが、本紙予告通り、現在、発売中の『週刊ポスト』(1月24日号)に、北の湖理事長の側近X氏が、理事会を通さず、独断で現役力士はむろん往年の名力士も含めた史上初の相撲協会公認パチンコ台の契約をした件を報じている(冒頭写真=同記事)。
理事会を通さないだけでもマズイと思うが、しかもX氏にはパチンコメーカとの間を仲介したA氏から工作資金として計1700万円の裏金が渡されたという(ただし、X氏は事実無根だし、全額返金したと主張)。
何しろ、同記事によれば、A氏は最初に一部500万円を渡した際、ビデオを隠し撮りしており、X氏が500万円を手にしている映像、その際の会話まで載っている。
X氏に関しては、本紙でも既報のように、「春日山」部屋の「親方株」をこれまた独断で再発行(一転、無効に)したり、国技館の改修工事を巡る受注ゼネコン指名でも暗躍したとされるなど、数々の疑惑が出ていた。こうしたなか、X氏の関与の決定的といってもいい物証が今回出たわけで、今後、北の湖理事長の責任問題に発展してもおかしくないだろう(A氏は全理事に今回のパチンコ利権に関し「告発文」を送っているという)。

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