いよいよ2月9日(日)の投票日が迫って来た都知事選だが、大手マスコミが「原発」ワンイシューはおかしいとの舛添要一候補陣営と歩調を合わせるものだから、細川護煕候補陣営は盛り上がりに欠ける。予想通り、ダブル近いスコアで、舛添候補が勝つのだろう。
いまとなっては、焦点は細川+宇都宮健児候補票が舛添候補票を上回れるかどうかだ。そして、もし下回れば、根っから単純な人なので、調子に乗って安倍晋三首相の暴走政治はますます助長して行くことだろう。
そんななか、唯一の救いとも思えるのは、例え落選しても、細川・小泉両氏共に選挙後も「脱原発」の運動を続けるといっている事実だ。
しかも、両氏で「脱原発」新党を結成するとの情報も本紙には入って来ている。
(上写真=『週刊文春』2月13日号記事。代表だった『新党・改革』への政党助成金で、個人の借金2億5000万円を返済するような舛添氏にそもそも候補者の資格はあるのか? これに比べれば、小沢一郎氏の件など疑惑でも何でもないのでは?)