アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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社名の表示もなしーー詐欺疑惑会社「天成ホールディングス」改め「新日本マテリアル」オーナー自宅を直撃(続)

 中村浩一郎氏(44。冒頭写真)が率いる「天成ホールディングス」改め「新日本マテリアル」(鹿児島市金生町)、「シールド」(同)は、前回報告したように、現在はほぼ開店休業状態と思われる。
こうしたなか、社員の多くはすでに転職しているが、これまでレポートして来たように、新日本マテリアルなどは詐欺疑惑が出ており、とてもまともな会社と思えない。それだけに、同社を去った後、またいかがわしい商売をしている者は決して少なくないようだ。
 昨年11月11日、大阪府警生活環境課は薬事法違反(未承認医療機器の広告)容疑で、輸入代行会社「エクセルシオール」(大阪市中央区)の社長らを書類送検した。
エクセルは若者に人気のわが国では未承認の韓国製カラーコンタクトレンズの輸入代行を行っていた。輸入代行はグレーゾーンながら、韓国業者から広告料を取っていたことからこちらを適用した。
このエクセルの社長は「中薗」というが、彼は以前、シールドの大阪支社の部長をしていた(上写真=その名刺)。
 その他、天成ホールディングス時代、中部エリアマネージャーをやっていた「下田」なる人物は、現在、名古屋市内で中高年向けのイベントや交流会を開催する会社F社の代表を務める。要注意だろう。(横写真=「シールド」などの入居ビル入り口はアーケード街の黄色マーカー部分)
さて、本題の中村氏が昨年、大学教授から3500万円借り入れ、返済期限をとっくに過ぎたいま現在も、一銭も返していない件について追加報告しよう。
それにしても、なぜ、東大大学院卒のK教授(54)は、中村氏と知り合い、大金を貸すに至ったのか?

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