アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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社名の表示もなしーー詐欺疑惑会社「天成ホールディングス」改め「新日本マテリアル」本社を直撃

 本紙の読者なら、中村浩一郎氏(44。冒頭写真)なる人物率いる「天成ホールディングス」改め「新日本マテリアル」(鹿児島市金生町)なる詐欺疑惑会社をご記憶だろう。
そもそもは「シールド」(同)なる社名で、日本人には人気ながら品薄のクロマグロの養殖事業を始めるといって金集め。これが行き詰まると、今度は新たに「天成ホールディングス」なる会社で中国でのカジノ事業などをブチ上げて金集め。同社の悪名が高くなると、別会社を装って「新日本マテリアル」で金集めを続行している。
その一方で、償還期がとっくに来ている投資家に対しては新規事業で返すの一点張り。返還訴訟を起こされても、裁判には出ず支払い確定も、資産は隠し、ビタ一文支払わない。出だしのクロマグロ養殖からして、そもそも養殖場を持ってなかったのだから、最初からまともに事業をやる気はないようだ。それにも拘わらず、HPでは事業がうまくいかないのは「悪徳ジャーナリストの風評被害」などとのたまうのだ。
そんな立場も顧みず、昨年末は、政治結社「松魂塾」の直隆志氏らを告訴(不起訴)したのにも驚いたが、本紙は昨年5月、中村氏が都内の大学教授に近づき、半年後には必ず利子を付けて一括返済するとして3500万円を借用し、今日までビタ一文返済していない事実を掴んだ(上写真=その公正証書)。 以下は、その3500万円を貸したK教授代理人が、昨年12月24日、鹿児島の新日本マテリアル本社に乗り込んだ際の報告書だ。

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