アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

疑惑のウェブサービス会社オーナーと、元首相息子が仲良く会社経営

「FC2」というホスティングサービスやウェブサービスを展開する会社をご存じだろうか。
ユーザー数は約1800万人(昨年5月末)ともいわれ、国内アクセス数は「Yahoo!Japan」「Google日本」に次いで第3位ともいわれる。
ところが、FC2は本社を米ネバダ州ラスベガスに置いていることから、ブログやサイトで不適切な記述などをしても国内法が及ばず、削除要請が難しい。
わかりやすくいえば、クスリの売買などにも利用され問題視されている「2ちゃんねる」をもっと大規模、悪質にしたような側面があるわけだ。
実際、このFC2の動画サイトに限ってみても、違法投稿した者の逮捕は数多い。
直近では今年1月27日、群馬県警は宮崎駿監督のアニメ映画「風立ちぬ」などの動画を流していたとして、34歳の男を著作権法違犯容疑で逮捕している。昨年11月にもNHK連続テレビ小説「あまちゃん」を流していた41歳の男が同容疑で逮捕されている。
一方、無修正わいせつ動画や、児童ポルノを流していて逮捕された事例も多い。
もちろん、利用者のなかには不心得者もいるわけで、すべての責任がFC2にあるわけではない。しかし、前述のように“治外法権”だとして通報があっても迅速な対応をしない。それどころか、FC2は否定するが、「ネバダ州に会社を置いたのは、当初から“治外法権”狙い」(弁護士)との見方さえあるのだ。

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