製薬会社「ノバルティスファーマ」(東京都港区)の降圧剤バルサルタンの臨床試験データ操作は、厚生労働省などの告発を受け、東京地検特捜部が昨19日、ついに薬事法違反(誇大広告)容疑でノバルティスと、同社の依頼を受けデータ操作をした臨床試験結果を出した一校、「京都府立医大」(京都市)の強制捜査に乗り出したのは大手マスコミ既報の通り(冒頭写真=「毎日」本日朝刊1面記事)。
そして、本紙では臨床試験を引き受けていた5校のなかで一番責任があると見て追及している「東京慈恵会医大」(東京都港区)にも、本日、地検は強制捜査に入ったことを本紙は確認したので報告する。