アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

背後に大物組長かーーあの東京・南青山地上げ物件巡る契約書偽造事件の闇

 本日、警視庁組織犯罪対策4課などは、外資サーベラスも進出し、その報道を巡って「毎日」を告訴したり(その後、和解)、糸川正晃代議士(国民新党)が国会質問したところ脅迫を受けるなど、いわくつきの東京・南青山の地上げ物件の一部売買に絡み、虚偽の土地売買契約書を作成したとして、3人を逮捕した。(冒頭右写真=取得したと虚偽書類を作成していた土地は、青山通りに面したこの解体中ビル=かつてあさひ銀行入居=の裏手にある)
この件は、本紙でも少し触れたように、「産経」がいち早く報じていた(冒頭左写真=昨年12月27日)。
逮捕されたのは、千葉県船橋市の不動産会社「三洋興産」社長・三輪洋治(73)、この地上げ地でサーベラスと並んで最大の土地所有者である「都市再生機構(UR)」元職員の宮崎勝儀(70)、それに不動産会社A社社長(59)。正式な容疑は有印私文書偽造・同行使。(*なお、その後、宮崎容疑者は起訴されたが、三輪氏、A社社長は偽造を認識してなかったとして不起訴処分{容疑不十分}になった)
この事件が興味を引くのは、今回逮捕は第一弾に過ぎず、最大のターゲットは広域暴力団・山口組系直系組長(ただし、つい先日引退)とも見られるからだ。

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