渡辺喜美元行革相(写真)が1月4日、離党の意向を明らかにし、自民党に衝撃が走っているのはご存じの通り。5日には麻生首相に(1)早期の衆院解散、(2)2兆円の定額給付金の撤回など7項目の「政策要求書」を提出。“最後通牒”を突きつけた。
渡辺氏に子分はおらず、「1人芝居」、「単なるスタンドプレー」との冷ややかな声も出ているが、定額給付金は公明党からの要請を受けて選挙協力の関係から渋々飲んだもので、本音では反対の自民党議員は多いし、無駄な税金バラ撒きであるのは明らか。
それはともかく、本紙はその渡辺代議士が昨年末、地元・栃木3区(無派閥)の後援会関係者に送った「決起釈明文書」(2枚)を入手した(以下に転載)。文書の最後に直筆の名前、それに花押もある。