アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「オリンパス」事件で注目の、旧「ジェイ・ブリッジ(AAH)」増資の背景

 「オリンパス」の巨額損失隠し(冒頭写真=「毎日」本日記事)に関わっていると見られる不正人脈絡みで、注目を集めている旧「ジェイ・ブリッジ」(JB。現「アジア・アライアンス・ホールディングス=AAH)」――そのAAHは11月29日に増資を発表した。
第3者割当で8億円+すべて転換すれば12億円になる新株予約権と、同社にとっては大規模な資金集めで、これに伴い主要株主も入れ替わる(払込期日は来年1月20日。ただし新株予約権の払込金額は0円。行使価格は15円)。
 また、来年1月13日開催予定の臨時株主総会を経て、現社長の高森幸太郎氏(横左写真)は取締役に。代わって、5名の新顔が取締役および会長として経営に加わることになる。
かつては「企業再生のプロ」との評価も一部にあったが、オリンパス事件で関与が指摘される桝澤徹元社長(上右写真)一派の疑惑に満ちた経営などにより同社の社会的信用は地に落ち、いまや自ら上場廃止するとの見方さえも出ていた。この増資の背景はどうなっているのか!?

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧