金価格が高騰し続けている(横写真は金価格チャート図)。
“基軸通貨”ドルに対する不信感、新興国の裕福層の需用などから、この5年で見ても(国内小売り価格。1g)、2400円から4400円前後と約2倍になっている。こうしたなか、今年夏にはタンスの奧などにしまっていた指輪など金製品を換金する者が増え、テレビで特集されたほどだ。
こうした“ゴールド・ラッシュ”のなか、新たな詐欺話が出て来ている。
アフリカ人によるもので、特にナイジェリア、ガーナー、マリなど金産出国の者が多い(横写真は詐欺話のサンプル用金。以下に、実際に詐欺話を持ち歩いている者のパスポートも掲載)。