4月9日、東京地検特捜部に法人税法違反(脱税)で逮捕された、人気歌手・GACKTが昨年3月まで所属していた芸能事務所の共同代表である長谷川裕(42)、玉置公祐(54)両被告ら3名、それに同事務所「GORDIE ENTERTAINMENT」(東京都大田区)、GACKTのファンクラブ運営会社だった「DEARS」(同)の2法人は25日、起訴された。
既報道によれば、架空発注などの手口で、10年9月期までの2年間に2法人の所得計約3億3300万円を隠し、所得税計約1億円を脱税していたという。
もっとも、脱税したカネは高級外車1台、それに借金返済などに充てられていたという。通常、脱税したカネは交遊費などに消費され、借金返済というのは珍しいなか、「借金のなかには、街宣を受けていた右翼へ払ったカネの分もあるのでは!?」といった見方もあるが、長谷川被告を知る人物によればとんでもないという。