本紙は今年2月3日、大手商工ローン「SFCG」(東京都中央区)がXデーに向けて着々と準備を始めたとして、複数の元幹部から入手した今後の予測される動きを上げた。
そのなかで、創業者兼代表取締役社長兼会長の大島健伸氏(冒頭左写真)は、SFCGの代表を退くとの見方もお伝えした。
それが現実のものになった。
2月20日の臨時取締役会で、大島氏は代表権のない取締役会長に退いたのだ。
代わりに代表取締役社長に就任したのは、専修大学法学部中退で、82年にSFCGに入社した小笠原充氏(同右写真=「日経」2月20日記事より)。06年取締役、09年副社長に就いていた、大島氏の側近だ。(以下に、大島氏の自宅謄本掲載)