アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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『新潮45』に続いてーー『週刊朝日』も取り上げた八王子スーパー3人射殺事件の真犯人

 現在、発売中の『週刊朝日』(09年2月27日号)が、巻頭で4頁の特集をやっている。
1995年7月30日夜、東京・八王子のスーパー2階事務所に何者かが押し入り、無抵抗なまだ10代のアルバイト2名、それに中年のパート1名の計3名の女性を射殺した凶悪事件(事件の詳細は警視庁HP=ココをクリック。冒頭写真=『週刊朝日』記事)。
本紙は昨年6月、この事件に関して新情報を紹介している。覚せい剤を密輸しようとして中国で捕まり、死刑判決を受けて現在、中国の刑務所で執行を待つ身である武田輝夫なる日本人が何らかの関与をしているのではないか、というものだ。
実名は共に伏せているが、その後、同じ人物を指す記事が『新潮45』(09年1月号)、そして今回、『週刊朝日』も取り上げている。
結論をいえば、武田自身は当時、別件で服役していたので実行犯ではない。ただし、武田は覚せい剤密輸グループの元リーダーで、その配下の者が犯行に加わっていたことから、事情を知っていると見られる。
そして今回の朝日記事は、その実行犯の1人を特定。しかも警視庁がこの情報に関心を持った理由として、直後に起こした事件につい、当事者しか知り得ない「秘密の暴露」という重要新事実を紹介している。

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