2月15日、ロシア極東沖で、中国の貨物船がロシア国境警備局の艦艇から銃撃を受け、沈没した事件は、わが国大手マスコミ報道とかなり異なり、実に深刻な事態になっているとの情報が入って来た。
現地報道などによれば、中国政府は中国国民の「ロシアをやってしまえ!」の強いナショナリズムに後押しされ、すでに中国領内にいた135隻ともいわれる多量のロシア船を拿捕しているというのだ。
わが国報道では、ロシア側が銃撃したのは、中国船が違法にロシア国境を横断かつ密輸船だった疑いがあり、停止命令に従わなかったためと伝えている。
(冒頭写真=「毎日」2月21日記事)