アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

警視庁捜査中の「トランスデジタル」にも登場する“反社”と「SFCG」の“SF相場”とは?

 上場廃止になった「トランスデジタル」については、現在、警視庁が捜査を行っており、事件化は必至のようだ。
逮捕が有力視される者としてはN氏とK氏の名前がさかんに上がっている。
それはともかく、そのトランスデジタルでは林弘明社長時代の07年1月、3月、第3者割当増資を行い計20億円余り調達したものの、それからほどない同年6月、当局もいわゆる「反社」と見なしている模様のS社なる不動産会社にトランスデジタルが約18億円を貸し付けており、いわゆる空増資疑惑が出ていることは本紙も昨年10月1日、報じた通り。
そのS社と、信用不安説が出ている大手商工ローン、東証1部「SFCG」(東京都中央区)との蜜月ぶりが、関係者の証言などから明らかになって来た。
このS社の最大の資金源がSFCGであることも、すでに本紙はスッパ抜いているが、両社の関係はそれだけに止まらなかったようだ。
SFCG関係者の間で、“SF相場”といわれる関連不動産の意図的な釣り上げでも、両社は共闘していたという。
(冒頭写真=実質、S社が所有する東京・赤坂のビル)

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