アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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赤坂摘発店ホステスが続々再入国ーー杜撰な「生体認証」入国審査

 本紙では過去、何度も、東京・赤坂の韓国人クラブに対する入管、警視庁の手入れ情報が、事前に漏れているとしか思えない事例を取り上げている。 昨年10月には、そうした店の一つとして「ポンジュ」(冒頭右写真)も取り上げた。その後、写真週刊誌『フラッシュ』がママとサガサミー会長との関係を報じる(同左写真=11月25日号)など、多くの著名人が利用していた有名な老舗クラブだった。
だが、さすがに目立ち過ぎたのか、今回は摘発を受け、多くのホステスは入管難民法違反(資格外活動)で強制送還され、ママも逮捕され(不法就労助長)、店は完全に閉じた。
ところが、関係者によれば、早くもその強制送還された彼女たちが複数再入国し、赤坂の別の店で働いているという。
強制送還された者には、一定期間ビザは再交付されないはず。なぜ、そんなことが可能なのかというと、「生体(バイオ)認証」入国審査の杜撰さに尽きるようなのだ。
07年11月から、わが国もテロリストや不法入国する外国人をチェックするため、全国30の空港などで運用を開始。本来なら、両手人差し指をスキャンした際、強制退去処分になった者の指紋が登録されている(約90万件)から、それに該当し、入国できないはず。どういう手口なのか。

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