アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(203)「ステラ・グループ」上場廃止懸念の真相(続)

 昨日、同じタイトルで報じた、大証2部「ステラ・グループ」(東京都港区)の上場廃止懸念の真相の続編。さらに突っ込んだ内容を報告する。
昨日、具体名を報じなかったが、実質、同社の経営権を握っているのは、第2位株主の「エスアイエスセガインターセトルエージー」(約28・3%)と思われる。
「筆頭株主の個人は、元々前の社長の細川(信文)に貸し付けた資金が帰って来ず、仕方なく株券にしたに過ぎず、当初から経営に参加する気はなく、実際、してないからです」(事情通)
そこで2位のエスアイエスの話に戻るが、これはスイスのカストディアン(有価証券の保管を行う金融機関)であり、本当の所有者は大量保有報告書を出していないので、外からはなかなか窺い知れない。
本紙は昨日、その正体はS氏とし、その代理人としてステラ側に指令を出しているのはA氏とした。だが、正確に言えば実態とはニュアンスが異なるようだ。
(冒頭写真=ステラのこの3年の株価チャート)

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