アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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またまた新たな疑惑が――SFCG融資物件を破綻直前、ファミリー企業名義に換えていた大島健伸会長(2)

 

 前回、大手商工ローン「SFCG」(旧商工ファンド。東京都中央区)の大島健伸創業者兼会長(冒頭写真)に、SFCGの担保物件を、何ら正当な理由はないと思われるにも拘わらず、SFCGの破綻直前、大島ファミリー企業側に名義変更するという疑惑が新たに浮上していることを報じた。
その不可解な名義変更は、前回紹介した1物件に止まらない証拠として、今回は2つの別の物件を紹介したい。
まず一つ目、前回紹介した物件同様、「IOMA BOND INVESTMENT」(東京都台東区。代表は大島会長の義弟)名義に書き替えられたものを紹介しよう(横写真2点とも。左写真は施行会社HPより)。
この物件は、いま注目の小沢一郎民主党代表の東京の自宅とわずか400Mほどしか離れていない世田谷区深沢の高級住宅地の一画にある。
 約300坪という広い敷地に全9戸+管理室からなるテラスハウス(最高級集合住宅)が建つ。映画『踊る大捜査線』のロケ地としても使用され、1戸2億円ほどで販売予定だった(以下に、これら2物件の謄本など転載)。

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