アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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またまた新たな疑惑が――SFCG融資物件を破綻直前、ファミリー企業名義に換えていた大島健伸会長(1)

 貸出債権の二重譲渡、自宅への巨額の抵当権設定など、経営破綻直前、大島ファミリー企業側に正当性無く資産譲渡した疑惑がいくつも出ている大島健伸会長(冒頭右写真)――もちろん、大手商工ローン「SFCG」(旧商工ファンド)の創業者にして、破綻直前まで、代表取締役社長の地位にあった御仁だ。
その大島会長に、またまた新たな自分個人の資産保全ではと思わずにはいられない疑惑が浮上して来た。
まずは、冒頭左の写真をご覧いただきたい。
この写真の土地は東京都世田谷区成城にあり、約362坪ある。
私鉄・小田急線「成城学園前」駅から徒歩10分ほどの高級住宅街の一画にある。
この土地を担保に、SFCGが10億8000万円貸し付けたのは昨年2月末のことだった。
だが現在、この土地は「IOMA BOND INVESTMENT」の所有になっている。
そう、大島会長の奥さんの弟が代表を務め、大島会長の別宅に63億円という巨額抵当権を付けたり、その他にも、SFCGから少なくとも91億円以上の貸出債権譲渡を受けている大島ファミリー企業だ。
それにしても、なぜ、SFCGで融資した担保物件がSFCGの所有になるならともかく、まったく別法人の大島ファミリー企業なのか。そのカラクリはどうなっているのか。

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