アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<書籍紹介>『猛牛(ファンソ)と呼ばれた男ーー「東声会」町井久之の戦後史』(城内康伸。新潮社)

 1960年代初め、約1500名の構成員を擁する暴力団「東声会」のトップに君臨。解散後は実業家に転身し、「東亜友愛事業協同組合」を率いる。事業をする上で大いに役立ったのが、プロレスラー・力道山に紹介された大物右翼・児玉誉士夫の知古を得たことにより、わが国の自民党人派と深く結びついた点だ。さらに、彼らとの間に立って、故郷である韓国・朴正煕軍事政権との国交正常化交渉に水面下で暗躍すると共に、韓国外換銀行の経済支援も得れることになる。
この町井久之氏(1923?2002年。本名・鄭建永)の軌跡を、妻を始め日韓の数多くの関係者からの証言、町井氏の自宅から発見した彼の日記などを元に描いた人物伝。
その勇ましいタイトルなどからも、読む前は町井氏をどちらかといえば礼賛したものでは、と勝手に思い込んでいたのだが、まったく違っていた。

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