アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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恐喝事件後の東証2部「バナーズ」

 東証2部「バナーズ」(埼玉県熊谷市)は3月16日、自己株式の取得を発表した。
今後約半年の間に最大、発行済株式の約15%を、1億5000万円で取得するという。 だが、業績不振で、継続疑義注記の同社に、自己株式を取得する資金も余裕もあるわけがない。
では、なぜ取締役会はこんな決議をしたのだろうか。
ある事情通は、こう証言する。
「この会社は02年に投資グループが経営に参加してから仕手化し、彼らのおもちゃ箱になりました。
しかし結果的に大損した者が多く、この3月始めに起きた恐喝事件も、その真相は現金化する上での抜け駆け行為を巡っての仲間割れといっていい。
今回、やはり資金を出したものの株価が上がらず塩づけ状態にしていた『東理ホールディングス』の関係者Mから、“何とかしろ!”と相当強硬な申し入れがあったと聞いています」
(上写真=バナーズのこの半年の株価チャート図)

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