「船井総合研究所」(大阪市北区)といえば、東証1部上場の経営コンサルタント大手。
もっとも、創業者でいまも大株主の船井幸雄氏(冒頭左写真)の「疑似科学」志向などを巡って批判もあるが、2000年に代表に就任した小山政彦社長(冒頭右写真)はこうした路線と一線を引いているとされる。
その船井総研が、昨年半ばに行った「高年齢者専用賃貸住宅」(高専賃)の経営セミナー(DVD=横写真、も販売されている)の内容に関し、介護業界関係者の間から批判の声が出て来ており、今後、拡大しそうな雲行きなのだ。
というのは、そのセミナーの内容だが、参加土地オーナーの関心を強く買いたいがためか、法律にも抵触するのでは、と思えるほど、この住宅向け利回りがいかにいいかというオーバートーク発言が出て来ているからだという。