本紙でも「表現の自由」、「言論・出版の自由」を守る立場から、レポートを続けて来たこの事件だが、鹿砦社並びに松岡社長はいま、ひじょうに厳しい局面にあるという。 刑事事件の方は、周知のように、今年7月4日、一審判決が下り、懲役1年2月、執行猶予4年とされた。 一方、刑事事件の対象となったパチスロメーカー「アルゼ」との民事訴訟は、1審判決の賠償額は300万円だったところ、今年9月13日の東京高裁判決は倍の600万円に跳ね上がった。 このままでは刑事の方は、高裁はたった1度の審理で棄却されかねない様相だし、民事も上告中とはいえ、それ以上に厳しい状況だ。 そこで、「支援する会」では、この訴訟が、かつての「東大ポポロ事件」や「月刊ペン事件」同様、後世に残る重大な案件であることを踏まえ、最高裁、そして大阪高裁宛に、「公正で慎重な審理を求める署名」を集め、届ける行動を取ることにしたという。 本紙・山岡も呼び掛け人の一人になるつもりだ。 是非、署名にご協力いただきたい。 (問い合わせは、上記の「支援する会」へ) なお、以下に「呼びかけ文」を添付しておく。 (写真 神戸地裁一審判決時のもの。「支援する会」HPより)…