商品先物大手、東証1部「小林洋行」(東京都中央区)の株価が8月半ばから上昇に転じ、2カ月しないうちに1200円台から1800円近くまで上昇している(写真左参照のこと)。
ところが、本紙ではほぼ同時期、「近く行政処分が下されるという先物大手上場企業2社の名前」なるタイトル記事を報じている。また、そこでも述べたことだが、ちょうどこの時期、未上場ながら同業の「クレボ」と「岡地」が行政処分を受けている。
本来なら、株価が下がってもいい局面なのに、どうなっているのか。しかも、本紙既報の先物大手上場企業2社への行政処分は未だ下りてない。
読者にお叱りを受けそうだが、事情通によれば、この間、水面下でこんな攻防が展開されているからなのだという……。