インターネットTV「あっ!とおどろく放送局」から声がかかり、毎月1回(45分)の番組を持たせてもらっている。題して「アクセスジャーナルTV記者山岡取材メモ」。
21回目は、すでにオンデマンド(24Hいつでも見れる)になっている。
本紙が配信した今年3月分を振り返るとなれば、やはり小沢一郎民主党代表(横左写真)の公設秘書逮捕(3月3日)は「国策捜査」かどうか、を真っ先に取り上げないわけにはいかないだろう。
本紙は「国策捜査」との立ち場だが、誤解のようにいっておくと、だから、小沢氏が違法献金との認識がなかったというつもりはない。証拠がないだけのことで、野党党首とはいえ、実質、職務権限をもっていたという、某ゼネコンの元談合屋の証言も紹介しておいた。しかし、政権交代かというこの極めて重大な時期に、これまではお咎めなしだった“表献金”に関する捜査、それも対象になる政治家がゴロゴロいるのに、なぜ、首相候補の小沢氏の秘書逮捕なのか、といっているわけだ。漆間巌官房副長官の「自民党からは逮捕者は出ない」旨の発言が出れば、なおさらだろう。
それから、前回に続き、SFCGと大島健伸会長(上右写真)の追加情報に関しても紹介した。
その後も、東京・松濤本宅への100億円に加え、別宅(横写真)にも63億円の巨額抵当権が大島ファミリー企業によって設定され、資産を持っていかれないようにしている疑惑。さらに、ファミリー企業にはSFCGの貸し出し債権が何百億円規模で2重譲渡されている疑惑に関しても報告しておいた。
その他、大手先物会社「コムテックス」の宣伝マンを未だに続けるハマコー(浜田幸一元代議士=横左写真)、飯島愛(右写真)の死の遠因になったかも知れないトラブルの件(ただし本紙のその後の取材によれば、緋田将士側は1億2000万円も=書籍は予定の3000万円を振り込まなかったと指摘=飯島の会社に振り込んでおり、事実無根とのこと)、サブプライム問題の後にさらにくる「Alt-A」という住宅ローン証券の深刻さにも触れておいた。