アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

『週刊新潮』も取り上げた、“嶋大輔ファンド”のその後

 本紙が追っていたタレント・嶋大輔の疑惑の一端につき、昨年暮れ、『週刊新潮』が取り上げた(冒頭写真=同記事)のは本紙でも既報の通り。
その後、どうなったのか?
新潮の取材に、嶋の事務所は「本人も初耳で“何のことか分からない」と答え、勝手に名前を使われたといわんばかりだった。
もっとも、今日び、そんなことがあり得るのか? 万一、そうだとすれば嶋は即刻、刑事・民事で訴えるべき案件と思うが、そんな話は聞かない。
その一方で、嶋が広告塔になっていたファンドの方に大きな動きが出ている。
このファンド、「FCフォンド」といい、正式名称は「フランチャイズ店舗投資匿名組合」。ファンドを募っていたのは「ワイズキャピタル合同」(東京都港区)という。
5億円を上限に、昨年11月から資金集めを始めていた(今年3月末まで)が、新潮の記事が出た後、営業を停止したという。
また、グリーンシート銘柄の「グッドコム」(住所はワイズキャピタルと同)という会社が、すでに『肉鍋 嶋』、『焼き肉 男の勲章』というモロに嶋の名前やヒット曲を付けた店をオープンさせ経営しているのだが、このグッドコムと、ワイズキャピタル両方に名を連ねていた蜂須賀庸晃氏なる人物がグッドコムの取締役を辞めている。
12月20日と新潮記事の出る直前のことで、両社の関係を追及されにくくするためでは、との見方も出ている。

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