アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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経営コンサル会社舞台に活動を再開していた!? あの大場武生氏

 大場武生氏といえば、本紙でも既報のように、親会社に東証2部「大盛工業」(東京都葛飾区)を持っていたベンチャー企業「ジャパンメディアネットワーク」(破産)の「風説の流布」事件で逮捕されたことのある人物。
携帯電話を月額4500円の低額でかけ放題と真っ赤な嘘の事業を堂々と宣伝し、大盛工業の株価を釣り上げて売り抜け、グループで約30億円も稼いでいた。
その強引な手法もそうだが、東京地検特捜部に指名手配されてから約2年も逃亡し、しかもその渦中に銀座のクラブなどに堂々と出没と、一般的な知名度はともかく、兜町界隈などではいろんな意味で“大物”とされる御仁だ。
控訴審まで争ったものの、09年11月に懲役2年6月、追徴金約15億5800万円の2審判決が。それからして、まだ服役中と思っている読者もいるかも知れないが、本紙が確認できた限りでは、遅くともすでに昨年5月には出所していた模様だ。
(冒頭写真=当時のジャパンメディアの宣伝資料と大盛工業の株式チャート図)

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