本紙でも過去、『真相の深層』(写真左)や発行人の木村愛二氏に関しては何度か取り上げたことがあるか、今回の同誌は特に興味深かった。
“問題発言”とは、「ホロコーストはなかった」旨のイラン大統領であるマフムード・アフマディネジャド氏の発言を指す。そのアフマディネジャド大統領がドイツの有力週刊誌『シュピーゲル』(写真右)に登場(今年5月22、29日号)、疑問を呈する記者とまさにこの発言について論争しているのだ。
この邦訳文に加え、同号には、アフマディネジャド大統領が米ブッシュ大統領に出した「書簡」(今年5月8日)の邦訳文も載っている。
同「書簡」は公開質問形式で、イラク侵攻の大儀、また9・11NYテロに関しても疑問を呈するひじょうに鋭い内容が詰まっている。