アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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ジェイ・ブリッジVSダイヤモンド社訴訟――地裁は、“仕手”表現自体、そもそも名誉毀損に当たらないと認定

 本紙既報のように、企業再生ファンド会社「ジェイ・ブリッジ」(桝澤徹社長=写真。東証2部)と『週刊ダイヤモンド』を発行しているダイヤモンド社との名誉毀損を巡る訴訟の1審判決は、1銭も払う必要はない(謝罪広告掲載も)とのことで、ダイヤモンド社の勝ちとなった。
『週刊ダイヤモンド』は2005年4月16日号で、ジェイ・ブリッジが子会社にしたアパレルメーカー「小杉産業」(東証2部)の再建につき、小杉産業は大幅減資、メーン銀行の優先株引き受け直後、第3者割当増資を実施するが、その引き受け手の大半はアパレルとは無関係でシナジー効果を感じさせる企業がないことから、実際は株価つり上げを狙ったものだとすれば、今後、ジェイ・ブリッジは「仕手筋というレッテルだけでなく、“仕手株”の烙印を押されそうである」と記した。

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