本紙は今年5月22日、「須藤甚一郎VS目黒区長+三菱商事」とのタイトル記事を報じている。
まず、これを再読していただきたい。
このような不可解な土地払い下げが、2003年3月にあったわけだ。
一方、本紙はそれに先立つ2002年12月、同じく目黒区が所有していた土地(鷹番1丁目)が不動産会社S社(東京都港区)に払い下げられている事実を掴んだ。
もっとも、こちらは不可解なことに完全な任意売却だった。土地の広さは約271?。ほどなく転売、分筆され、現在、そこには複数の住宅が建っている(以下に写真掲載)。
問題はそのS社の素性だ。
実はこのS社のオーナーは過去、広域暴力団組長などと共に逮捕され、その後も深い関係にあると見られる、その世界では知る人ぞ知る人物なのだ。