アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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これがナベツネの「靖国問題解決私案」(資料入手)

本紙は読売新聞社主筆のナベツネこと、渡辺恒雄氏が一部政治家(加藤紘一、山崎拓氏など)に公表したとされる「靖国問題解決私案」資料をいち早く入手した。
以下に掲載、地図に色分けして解説するが、ナベツネは総理の靖国神社参拝には反対で、無名戦士の墓である「千鳥ヶ淵戦没者墓苑」(東京都千代田区三番町)を拡充し、そこに追悼に行くべきだと主張する。
80歳、太平洋戦争では2等兵として出兵したナベツネは06年2月号『論座』(朝日新聞社。写真)に登場し、以下のように述べている(「靖国を語る」より。一部要約)。
「先の戦争で、何百万人もの人々が天皇の名の下で殺された。特攻隊、あれは強制自爆だからね。僕は戦時中、こんなことを国がやるということは許せないと本当に思った」「僕は靖国神社の近くに引っ越したが、いまだに参拝したことがない。あの遊就館はおかしい。あれは軍国主義礼賛の施設で、中を見て来た子供が、『日本はこの前の戦争で勝ったんだね』と言うんだな。

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