アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

連載(5)「選挙開票作業の不正疑惑」(千葉県習志野市のケース)ーー告発者の『報告書』より

 2003年4月27日に統一地方選挙の一環として行われた千葉県習志野市の市長・市議会議員選挙の開票時の疑惑ーー連載(4)に続き、当日の開票作業状況を記録したビデオの分析結果等を具体的に見て行く。

(3)開票作業の流れ
◎票を束で、あるいは何枚か持って移動する者がひじょうに多い。冒頭図中(5)の括束係から(2)の分類係へ票が度々逆に戻って来る。時には束票で戻って来る。
◎図中(6)の第1計算係左横に『溜り場』のような場を作り、ここから括束に行った職員がためらいながら括束係から束票を取ると、また溜り場に持って行く。
◎『溜り場』にいた職員(白い半コート)が呼ばれて審査台に来る。審査の人の指示で束票をこの『溜り場』に持って行く。が、今持っていった票をまた持って来いと言われたようで、別の束票と取り替えまた持って行く。◎審査と言えば、疑問票のはず。何のために『溜り場』に持って行くのか?
◎集積所から票を持って、括束係の前を通り画面左端に消える。左端にはもう係はないはず。この票はどこへ行ったか
◎審査台から本来ないはずの(3)分類ケースにたくさんの票が運ばれる。

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