アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

連載(4)「選挙開票作業の不正疑惑」(千葉県習志野市のケース)ーー告発者の『報告書』より

2003年4月27日に統一地方選挙の一環として行われた千葉県習志野市の市長・市議会議員選挙の開票時の疑惑ーー今回から、当日の開票作業状況を記録したビデオの分析結果等を具体的に見て行く。

○具体的に不審な点
(1)参観人と衝立の問題
◎誰でも参観人席から開票作業を見守れる「参観の権利」は、民主主義の原点である。参観人から票を隠す目的で衝立(写真)を設置した行為は公選法69条に違反している。
◎衝立は選挙長から12メートル離れた会場の隅(冒頭写真の図参照のこと)にあり、選挙長も存在を知らなかった。
◎大勢の参観人の目前では不正はできないという大前提で開票作業は行われている。言わば裏をかいた作戦と言えよう。衝立で票を隠し、その陰で票を山積みにし、しゃがんで票を触るなど想像外のことだ。

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