アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<記事紹介>「理想の福祉に立ちはだかる自治体硬直行政の厚い壁」(総合情報誌『ベルダ』9月号。本紙・山岡)

 神奈川県(社会福祉局)と同県認可の社会福祉法人「ラファエル会」を傘下に置く任意団体「ラファエル会」(IRA。芳我衛会長=下の写真左)が運営を巡って対立している。
社会福祉法人「ラファエル会」は完全に独立した運営をしなければならないという県と、そもそも同福祉法人は長く知的障害者・高齢者の支援活動を行って来たIRAの実践の一つの場としてあるわけで、資金流用など社会福祉法人運営面で法的に禁じられている行為に抵触しない以上、運営方針などにIRAが意見を述べることは何ら問題ない。むしろ、その方がよりよい運営が出来ると主張するIRA。
 両者の溝は埋まらず、ついに下記の「通知書」のように、ともかくIRAに関係している者が社会福祉法人「ラファエル会」の理事や評議員になることは一切罷り成らんと県は“内政干渉”を行い、これに対し、IRA側は職権濫用罪の可能性もあるとして「抗議・質問文書」、さらに松沢成文神奈川県知事に“直訴状”を出すまでに至っている。
本紙・山岡は、『ベルダ』に連載している「狙われるシルバー世代」9月号(第23回。8月30日発売号。冒頭記事)でこの問題を取り上げた。
(建物写真 IRAの司令塔である統合療育研究所)

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