アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

350万人個人情報は大丈夫か――暴力団乗っ取りの挙げ句、同窓会サイト「ゆびとま」停止に

 ついに、恐れていたことが現実になりそうだ。
全国の小~高校などの自分の卒業年次へ書き込みをすると、同級生から数十年ぶりにメールが届くということで人気を呼び、350万人もの個人情報が蓄積されていた同窓会支援サイト「この指とまれ!」(通称・ゆびとま)が、この5月2日からすでに1カ月近く停止している件だ。
「毎日新聞」の報道(冒頭左写真記事。5月31日)を受けてか、同日、同サイトには、6月14日から再会予定との「ご報告」なるものが掲載され(同右写真)、そこで「個人情報の流出はない」とも断っているが、それを鵜呑みにはできない。
というのは、このサイトを当初運営していた「この指とまれ」(長崎県長崎市)は過去、暴力団元組長に乗っ取られた。その後、サイトの運営権は、同名会社(ただし、こちらの住所は東京都中央区。横写真=入居ビル)に譲渡されたが、その会社の大株主はファンド詐欺疑惑などが上がっている会社で、その運営実態は何とも不透明だからだ。

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