本紙ではこの間、大手宗教団体「真如苑」(総本部・東京都立川市)の土地購入に絡み、広域暴力団・山口組有力2次団体と親交ある某企業S会長と、警察・検察の天下り危機管理会社R社が共闘し、法外とも思える巨額利益を得ている疑惑について何度か報じて来た(冒頭写真は同様の疑惑を伝える会員制月刊情報誌『FACTA』08年8月号記事)。
そうしたところ、この度、この間の事情に精通する人物が本紙に接触して来た。
その人物の証言などによれば、真相は、S会長とR社が“共闘”していたというよりも、むしろR社主導で、同社が最も甘い蜜を吸っていたということであるようだ。
しかも、その事実が真如苑側に露呈するや、S会長の正体を自らバラし、「そんなところとお宅は取引をしていたことをバラされていいのか!?」と、あろうことか、警視庁などの出身者が逆に脅しをかけ、真如苑側を口封じした可能性すらあるというのだから、これが事実なら、日ごろ「正義」を口にしている分、暴力団より質が悪いといえそうだ。
以下、その驚愕の証言を紹介する。