某メガバンクの都内Y支店などで、長年の癒着関係から「浮き貸し」(出資法により禁止されている)を、その支店長の代々申し送り事項として長年に渡って組織的に行っていた疑惑が浮上して来ている。
金融庁もその件はすでに把握しており、大手マスコミの一部も取材に動いている模様だ。
浮き貸しといえば、旧住銀時代、青葉台支店長が、仕手筋「光進」の代表らに、仕手株等を100%の掛け目で担保、あるいは無担保で、総額50億円も融資して事件化した件(支店長は逮捕され、懲役1年6カ月、執行猶予3年確定。冒頭写真=関連図書)が有名だが、こちらの件は、組織的で、融資額もはるかに大きいようだ。