アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

あの「宗教活動に名を借り、組織ぐるみの詐欺を推進した希代の詐欺師」が出所していた!

 1980~90年代に活動。
2000年の逮捕(詐欺罪)時に判明した分だけで、全国の2万名以上の信者から実に1000億円近くを集金しており、当時は詐欺事件としては豊田商事事件に次ぐ規模だった。
1審の論告求刑公判では検察側から「宗教活動に名を借り、組織ぐるみの詐欺を推進した希代の詐欺師。反省の情はみじんもない」と指摘されたが、あの“大物”がすでに出所していたことが関係者の証言などから判明した。
この“大物”も、他の大金をかき集め塀の中に落ちた者たち同様、ヨハネ・パウロ2世やマザー・テレサ、インドの宗教者・サイババなどと一緒に写った写真を自分の権威付けに利用。また、自ら歌手として活動したり映画に出演するなどメディアへの露出も積極的だったこともあり、事件当時は大きく報道され世を騒がせた。
(冒頭写真=取り壊された本部跡地)

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