アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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投資詐欺「テキシアジャパンホールディングス」で逮捕された暴力団幹部の正体(「積水ハウス」事件人脈ともオーバーラップ)

 本紙でも既報のように、ついに弾けた投資詐欺の「テキシアジャパンホールディングス」(千葉市)--その10名の逮捕者のなかに、指定暴力団「山口組」弘道会系幹部、中村外喜治(ときじ)容疑者(冒頭写真。66)も含まれていたことは大手マスコミ既報の通りだが、しかし一口に“幹部”といっても、実際にどの地位にあったのか気になるところ。
それはそうだろう。
既報道によれば、この中村容疑者、テキシア会長で、実質経営者だった銅子正人容疑者(41)の秘書役を務めており、億単位のカネが暴力団側に流れた可能性もあると見て調べるという。(横写真=「東京新聞」2月15日夕刊記事より)
仮に中村容疑者が弘道会でかなりの幹部なら、今後の捜査次第では、山口組本体にもかなりの打撃を与えることになるかも知れないからだ。
ところが、警察は今回事件を広報するに当たり、中村容疑者が具体的に弘道会系列のどこの組のどういう地位にあったのか明らかにしていないという。また、「中村」は実名で、稼業名は別に持っているのでヤクザウィキペディアなどで検索してもヒットするわけもない。
そこで取材してみたところ、その正体がわかった。
具体的には以下に述べるが、奇しくも、本紙が追及していたテキシアと「積水ハウス」地面師詐欺両事件の人脈と中村容疑者も関わっていたことが判明した。

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