アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

中古車販売「ガリバー」に強制執行で、査定車を処分された顧客兼被害者(上)

「共存共栄の精神にのっとり、ガリバーにかかわる全ての人々、地域及び社会に喜ばれる企業を目指しています!」ーーこう謳っているのは、中古車買取専門最大手の「ガリバーインターナショナル」(本社・東京都千代田区。羽島兼市社長)。 東証1部で、今や年間約27万台を買取、年商は2000億円に迫る。買取の累計台数は180万台を超えているという。 ところが、顧客かつ被害者(ガリバー駐車場で、査定見積もりのために持って来た車を社員に傷つけられた。上掲右写真)であるにも拘わらず、逆に提訴されて敗訴。提訴されただけでも驚きだが、敗訴した理由はガリバー社員の偽証が決定的だったとして、現在、刑事告訴を検討しているという人物がいる。 ガリバーの謳う「共存共栄の精神」からすれば、信じられないこの体験をしたというのは、東京都内で「アルファ・ロマン」という中古車販売を行っている、いわば同業者の松永英二郎社長(60代)だ。 (写真左はガリバー・羽島社長)  2004年1月、松永氏は中古のオペルを査定してもらおうとガリバーの田園調布店(現在は閉店)を訪ねた。顧客から依頼されたからだ。ちなみに、松永氏は以前、同店でベンツを購入したこともあるという。 ところが、店内で査定結果を待っていると、店長が血相を変えて飛び込んで来た。社員が他の車を移動中に査定の車を傷つけてしまったという。店長は謝りはしたものの、「本部と話をしてくれ」と繰り返すばかり。傷ついた車を持ち帰るわけにもいかず、松永氏は店長の了解を得て車を預けて帰ったという。その時に書かせた一筆が、冒頭に掲げた写真右の文書だ。 詳細は次回に譲るが、その後、ガリバー側の誠意のない態度に松永氏は激怒。交渉がもつれていたところ、ガリバー側から突如、東京簡易裁判所に調停申立される(04年12月)。 許可もなく、例の傷ついたオペルをガリバーの敷地内(ただし賃借)に放置された結果、同社は保管を余儀なくされているので、その保管費用など計91万円余りを支払えというものだった。 松永氏がこの調停を蹴ると、今度は「自動車収去土地明渡等請求事件」を提起され(05年3月)、前述のように、松永氏の主張によれば社員の偽証などにより敗訴(05年7月19日)。 それでも納得いかない松永氏は車を撤去しなかったため、オペルは同年10月、裁判所命令で強制執行され排除、現在、どこに行ったか、廃棄されたかの有無も含めまったく不明という。…

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