先日、別件取材も兼ね、京都現地に行きトンボ返りしてきた。
その際、地元事情通にも取材した結果、意外とも思える証言を得た。
高島屋横の土地が「京阪電気鉄道」(9045。東証1部。大阪市中央区)に所有権移転(信託で)されたといっても、それは900坪程度で、半分以上の約1200坪は「コメット」(札幌市)なる正体不明の有限会社が所有したまま。京都駅前の方も同様で、その実質、所有者は朝鮮総連関係者だという。
朝鮮総連といえば、本紙でも既報のように、いま東京・市ヶ谷の中央本部問題で大揺れだが、実は京都駅前の土地(冒頭写真)も一時、中央本部建物を買い取った「マルナカホールディングス」(香川県高松市)が物色していたことがあるという。しかし、金額的な折り合いがつかず、話は立ち消えになったという。
資金難の総連は、この京都の問題土地の転売で巨額益を出し、苦境を脱しようとしているというのだろうか?