アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

T派を偽計で告訴へ――「ソーシャル・エコロジー」は実はチンネン派・T弁護士派・瀬川派、三つ巴の争奪戦

 本紙では6月14日、6月26日開催予定の定時株主総会を控え、元代議士・山口敏夫氏のチンネン(現経営陣)派と瀬川(大株主)派が、伊豆シャボテン公園などのレジャー施設が核の「ソーシャル・エコロジー・プロジェクト」(6819。JQ。東京都港区)の経営権を巡って、熾烈な戦いを繰り広げていることを紹介した。
そのなかで、ソーシャルの6月2日付の第三者割当の一部失権のIRで、引受予定者の一人の経営する飲食店に「毎日のように来て、家族が不安がっており、非常に困惑している。そのため契約不履行」と、暗に瀬川派が嫌がらせを行った結果といわんばかりの内容を紹介した。
ところが、その後の本紙の取材で、この真相が見えて来た。
これはチンネン派が瀬川派のイメージを悪くするために虚偽の情報を流したわけではなかった。嫌がらせ行為はあった模様だ。ただし、それを仕掛けたのは瀬川派ではなく、T派のようだ。
既報のように、昨年第三者割当増資を引受けた上田和彦氏が瀬川派に“寝返った”ため、今年は瀬川派は優勢と見られている。
だが、真相は決して“寝返った”わけではなく、上田氏の背後にいる、あのT勝己弁護士が仕掛けたものだったようだ。しかも、そこには「反社」といっていい人物も関わっていた。

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