中小企業からホスティングやHP制作受託のジャスダック上場「SBR」(旧テレウェイヴ。齋藤真織社長=写真。本社・東京都新宿区)が、金融サービス事業において社員の不正行為が発覚したと公表したのは5月11日のことだった。
本紙はこれに先立ち、この金融サービス事業を行っていた金融サービス室の室長兼取締役が深く関わる50億円債務保証の疑惑をキャッチし、報じていた。
だが、この際、本紙の質問に対し、SBRは明確な返答をしなかった。そこに今回の不正行為の発覚、そして同社は金融サービス事業から撤退するとも発表したのだ。
そこで、これを機会に再度、本紙は5月28日に「質問状」(以下に転載)を送り、明確な回答を求めた。
だが、締め切り期限の6月1日午後6時を過ぎ、いま、それからさらに丸3日以上経っているが、SBRからは何ら連絡すらない。