6月26日に開催された「東急不動産ホールディングス」(3289。東証1部。東京都渋谷区)の定時株主総会は、大荒れが予想されていた。
同日、発売された『週刊新潮』(7月3日号)が、主要子会社「東急不動産」の三枝利行社長(冒頭写真)が、あろうことか、福島県いわき市にあった「新たいらカントリークラブ」のゴルフ場跡地の売買で、反社勢力の一員らの立会人を務めたとして、今年4月に公開質問状を出され、さらには数千万円を要求されたとの記事が載ったからだ。
当然ながら、この記事の件は株主総会で取り上げられた。が、会社側が懸念したような大荒れにはならず、事なきを得たようだ。
だが、それを持ってこの疑惑、解消したかといえばそんなことはない。
調べてみると、この疑惑、本当に社長のクビが飛んでもおかしくない内容であるようなのだ。