アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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どこまで闇に迫れるか!? 愛知・半田の軽油密造事件ーー愛知県が5容疑者を告発

  愛知県半田市の運送会社倉庫を拠点にした軽油密造事件で、同県は7月31日、すでに愛知県警に逮捕されている5容疑者を、地方税法(軽油取引税)違反容疑で名古屋地検に告発した。 既報道によれば、主犯とされる根津孝行容疑者(44)等は共謀し、愛知県知事から軽油販売の承認を受けないで、昨年12月1日ごろから今年1月11日ごろまでの間に、半田市の運送会社倉庫を密造場所とし、重油と灯油を混和するなどして、軽油計約1030キロリットルを製造していたとされる。 注目していただきたいのは、この5名の被告発者のなかに登場する清水誠(39)容疑者。 実は彼は、愛知県内でかなり手広く石油卸、ガソリンスタンドを経営している「Y石油」(2005年8月期の売上高は約260億円)社長の娘婿なのだ。 果たして、Y石油ないしN社長の関与はなかったのか。 「このY石油の有力仕入れ先の一つが、県内大手のN物産。このN物産社長は大のギャンブル好きで知られ、当局はそのギャンブル好きが祟って大損を被り、その借金返済のために下請けのY石油に軽油密造を持ちかけ、結果、Y石油社長が娘婿に指示した可能性もあると見ている」(地元事情通) 軽油密造といえば、これまでの逮捕ケースは暴力団関係者が関わるなど違法でもあぶく銭を得られる(税金を払わない分、正規の軽油より安く販売でき、少しでも運賃を下げたい業者のニーズがある)ならと手を出す裏世界、あるいは借金苦などの零細企業関係者が苦し紛れに手を出すケースがほとんどだった。 これに対し、この件は地元では一流ともいわれる大企業オーナー一族をも直撃する可能性もあるだけに、大いに注目される。 (写真・密造過程で出る硫酸ピッチの入ったドラム缶不法投棄は、環境汚染にもなる。別件の岐阜県内現場)…

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