アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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本山の研修道場まで“乗っ取り”で、トップにまで飛び火した「黄檗宗」末寺の重大疑惑に新展開

 本紙で昨年から取り上げている、臨済宗、曹洞宗に次ぐ禅宗「黄檗宗」(京都府宇治市の「萬福寺」が総本山)の末寺が、借金の片に反社疑惑もある企業に伽藍本堂や敷地などを実質、差し押さえられた挙句、返金のためについには総長まで抱き込み、本山横の研修施設を転売し資金作りとをしようとしていると糾弾する政治結社まで現れたとする一連のゴタゴタだが、新たな動きがあったので約3カ月ぶりに報じる。
 その異変とは、問題の愛媛県松山市の末寺「安城寺」(=冒頭写真。御木徳久住職=横写真)の檀家総代だった宇都宮貞史氏に関することだ。
この宇都宮氏、松山市内で家業の仕出し料理業を営んでいたことは以前述べた。
「キッチンファクトリー」というのだが、

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