アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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裁判所が「ソーシャル・エコロジー」臨時株主総会招集許可決定――チンネン(現経営陣)派一掃も

 昨日、東京地方裁判所は伊豆シャボテン公園などのレジャー施設が核の「ソーシャル・エコロジー・プロジェクト」(6819。JQ。東京都港区)の臨時株主総会の招集許可決定を出したことがわかったと、同社がHPでIRを出している(冒頭写真)。
この結果、ソーシャルはどんなに遅くても12月17日までに臨時株主総会を開催しなくてはならなくなった。
ソーシャルは6月26日に定時株主総会を開催した。
 事前に、チンネンこと山口敏夫元代議士(=横写真。現経営陣)派の役員総入れ替えを求める株主提案書が出され、株主総会は荒れたものの、チンネン派、野党連合派双方共過半数取れず、“流会”になったはずだった。
ところは、チンネン派はよくわからない理屈でもって臨時株主総会を開催せず、先んじて小松裕介ソーシャル社長が株主総会決議存在確認及び取締役の地位確認等訴訟を提起(7月10月付)。これに対しこの間、野党連合側から臨時株主総会招集請求(7月17日付)、ソーシャル及び現経営陣に対し株主総会決議不存在確認等訴訟提起(7月24日付)、職務執行停止・代行者選任の仮処分申立(7月28日付)、臨時株主総会の招集許可申立(9月2日付)が次々となされていた。

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